テスト1:トランペット初心者必見!今日から音が出せるはじめての吹き方超入門

初心者向け

トランペット初心者必見!今日から音が出せるはじめての吹き方超入門

「トランペットを吹いてみたけど音が出ない」
「そもそもどこから手をつけて良いかわからない」
「持ち方は?音の変え方は?」
「とにかく今日、吹けるようになりたい!」

トランペットは音を出すことがとても難しい楽器です。
この記事では『トランペットを始めて1日目の初心者でも今日から音が出せる』ようになる吹き方を解説します!

トランペットを触ったこともない人でも、専門用語をできるだけ使わず、やさしく本当に必要なことだけを書きました。
最後に、みんなが知っている曲にもチャレンジできるように、練習用の楽譜も用意しました!

この記事の執筆者:
音楽大学のトランペット専攻を主席で卒業後、プロオーケストラで約10年活動。
矢沢永吉、玉置浩二、大黒摩季、広瀬香美、中島美嘉など多数のアーティストと共演。
現在はレコーディングや指導に携わる。

1. トランペットを吹く前に用意するもの

必要なものはこの2つだけです!

  • ① マウスピース
  • ② トランペット本体

① マウスピース

トランペットのマウスピース

トランペットのマウスピース
マウスピース:口に直接つけて音を鳴らすパーツ

金属・プラスチック・木製など素材はいくつかありますが、どれでも音を出すことは可能です。

  • YAMAHAやBACHが定番ブランド
  • 初心者は手持ちのものでOK
  • へこみ・歪みがあるものは使用NG

② トランペット本体

トランペットとその仲間たち

トランペット、ポケットトランペット、コルネット、フリューゲルホルンのいずれも吹き方は同じですが、専用のマウスピースを使用しましょう。

2. マウスピースで音を出してみる!

① 息の吹き方

自然にストローをくわえるような口の形でOK。
唇を巻き込まず、リラックスして息を「ふ〜」と出しましょう。

💡Tips:「アパチュア」は唇の隙間のこと。「アンブシュア」は口全体の形。今は気にしなくてOK!

② 唇を振動させて音を出す

赤ちゃんが「ぶーぶー」と唇を震わせるように。最初は汚い音でもOK!

👶 赤ちゃんが唇をぶーぶー鳴らす動画

目標:4秒間ぶーぶーをキープしてみましょう。

③ マウスピースを当てる位置

目安は「上唇1/3:下唇2/3」ですが、人によってベストポジションは異なります。
痛くない、音が出やすい場所を探してください。

マウスピースの位置の目安

3. トランペットの持ち方

左手の持ち方

  • 親指:1番管のフック
  • 薬指:3番抜き差し管のリング
  • その他の指:管を軽く支える

右手の持ち方

  • 親指:1番管キャップの上
  • 人差し指〜薬指:各ピストンの上
  • 小指:フックに軽くかける

支える割合:左手7:右手3 くらいが理想!

4. トランペットを吹いてみる!

① まずは1音出してみよう!

マウスピースをつけて音を出してみましょう。音が出ない場合は以下の3つを確認👇

  1. ピストンの向き・順番が正しいか
  2. マウスピース単体で音が出せるか
  3. 息の量やスピードを変えてみる

② 音を伸ばしてみよう(ロングトーン)

出た音を4秒キープ!繰り返すうちに良い音が出やすくなります。

5. 音を変えてみる!

① ピストンの押し方と音が変わる仕組み

ピストンで管の長さを変えることで音の高さを調整します。
「完全に押す・完全に離す」が基本です。

② 音域を広げるコツ

ピストンを1つずつ増やして、半音ずつ下げるように練習すると良いです。

③ 簡単な音階(ドレミファソ)

ドレミファソラシドの運指表

ドレミファソラシドの指づかい表

④ 【チャレンジ】曲を吹いてみよう!

  • Level 1:ちょうちょう
  • Level 2:聖者の行進
  • Level 3:ジングルベル

6. まとめ

この記事ではトランペットの最初の一歩を紹介しました。
音が出せたら、それが最初の成功です!
細かいことは気にせず、どんどん吹いて慣れていきましょう。

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